呉CEOは、今やインドは世界で最も成長している携帯電話市であり、一方の中国は世界最大の製造国だとした上で、両国が早急にこうした分野での協力の潜在力を掘り起こし、中国から生産移転を進めることは、モディ政権の「メイク・イン・インディア」政策に沿うものだとの考えを示した。
なお、中国の主要携帯電話ブランドは今年、インドで数10本規模の生産ラインの立ち上げに成功し、8000万台の生産を見込んでいる。しかも、「SNSで中国製品のボイコットが呼びかけられた時、スマホ市場の消費者は反応しなかった」という。インドの経済紙「ビジネス・スタンダード」は22日、調査会社のデータをもとに、インド市場における中国の携帯電話のシェアは徐々に拡大しており、今年1~3月は21%だったが、9月には32%まで拡大したと報じた。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2016年10月24日