中国のロボット市場の盛んな発展ぶりが世界中の注目を集めている。2016年世界ロボット大会で各方面が明らかにしたデータをみると、中国自主ブランドロボットは規模の拡大ペースが加速を続けており、中国は今や世界で最も主要なロボット消費国だ。新華社が伝えた。
国際ロボット連盟(IFR)がまとめた統計によると、15年の世界の工業用ロボット販売量は24万8千台で、前年比12%増加した。世界の工業用ロボット市場の規模は13年の85億ドル(1ドルは約103.9円)から15年は123億ドルに増加した。このうち中国は6万6700台で、世界シェアの4分の1を超えており、中国は13年以降連続で世界最大の工業用ロボット消費市場となっている。
ここ数年、ロボット産業に集まる資本がますます多くなっており、国内には関連企業数千社が相次いで誕生し、多くの都市にロボット産業パークが建設され、ロボット産業に従事する人も大規模に増えている。百度や科大訊飛などといった企業のスーパー人工知能(AI)プラットフォームはみなグーグルやフェイスブックをはじめとする大手多国籍企業を目標にする。中関村の国家自主革新モデルパークは、国のシリコンバレーを除けば、世界で最も活気ある人工知能研究開発拠点の1つだ。(編集KS)
「人民網日本語版」2016年10月24日