バングラデシュは2021年までに発電能力を2万メガワットに増やす構想を持っているが、こうした考え方の人は依然として少数派だ。発電量を現状よりも5割増やせば、向こう5年以内にバングラデシュの発電量は現在の1万2780メガワットから2万メガワットに増加する。
こうした投資協定やコラボレーション方式は、中国の新シルクロード計画に非常に大きな影響を及ぼす。中国の新シルクロード計画でバングラデシュは、戦略的に重要な位置付けとなっている。この計画はアジア、欧州、アフリカの国と市場を相互接続することを目指すものだ。
過去に中国が南アジアをこれほど重視したことは無かった。英『デイリー・スター』は北京大学南アジア研究センターの姜景奎主任の話を引用し、中国が2013年に「一帯一路」構想を打ち出して以降、南アジアの重要性は日ごとに増していると指摘した。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2016年10月27日