インド紙「エコノミック・タイムズ」は11月1日、インドは第2高速鉄道プロジェクトの建設契約を日本と結ぶ可能性が高いと報じた。インドのモディ首相は11月11日より2日間の日程で訪日するが、その際に両国はこの件について話し合われると思われる。
報道によると、日本はかつて、ムンバイとアフマダーバードを結ぶ新幹線の技術を基礎とした第1高速鉄道の建設を受注したことがある。今回は、日本とインドによる2つ目の高速鉄道建設プロジェクトとなる。
インドの情報筋によると、日本は第1高速鉄道プロジェクトと同様、今回も資金提供するもようだ。現在、両国の事務方は路線などについて話し合っている。今回の鉄道はインドの南部か中部に建設される計画となっている。
このプロジェクトに詳しい筋は、日本は高速鉄道網の開発や運営について数十年の経験を持つことが、インド政府にとっての決め手となったと話す。2015年12月に安倍総理がインド訪問した際、両国は第1高速鉄道建設契約に調印した。この路線には多くのトンネルと橋があり、建設計画は2016年12月から建設が開始され、2023年または2024年に竣工予定だ。インド政府によると、この路線のチケット代は飛行機代より安くなるという。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2016年11月3日