中国国務院の馬凱副総理(左)と英国のハモンド財務相(右)
第8回中英経済・財政・金融対話が先ごろロンドンで開かれた。中国と英国は、マクロ経済情勢と政策、貿易投資と市場参入、金融サービスと金融市場発展、インフラと産業戦略などのテーマについて議論を交わし、多くの成果とコンセンサスをまとめた。両国関係の「黄金時代」を迎えるために実質的な内容を盛り込み、将来的な協力の可能性を大きく広げた。
中国国務院の馬凱副総理と英国のハモンド財務相が主宰した第8回中英経済・財政・金融対話が10日、ロンドンで開かれ、63件の成果がまとめられた。両国は、英国の地域発展計画と中国の「一帯一路」構想、「英国インダストリー2050戦略」と「中国製造2025」の戦略的関連を深めることで合意。投資や貿易の協力レベルを引き上げ、ヒンクリープロジェクトをきっかけに民間の原子力エネルギー、高速鉄道、宇宙プロジェクトの協力を強化する。