中国、外資受入国から投資大国に

中国、外資受入国から投資大国に。

タグ: 中国投資

発信時間: 2016-11-14 15:06:19 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

中国のマクロ経済が徐々に落ち着きをみせるとともに、様々な改革が実施され、市場のリスク選好ムードが若干ながら回復に向かうなか、投資家心理が一段と楽観的になっている。中国証券投資家保護基金がこのほど発表した10月の投資家信頼感指数は55.3と、前月から9.9ポイント上昇し、年初来最高となった。

中国は改革開放以来、長きにわたって世界の主要国から投資を受け入れてきた。今年1~5月の海外から中国への直接投資額(FDI)は実行ベースで前年同期比2.8%増の489.1億ドルと増加基調を維持し、外資利用構造の最適化が進んでいる。一方、中国から海外への対外投資も大きく増加し、拡大ペースは海外からの投資に追い付く勢いとなっている。中国経済の国際化の進展は新たな段階に入った。エコノミストは、中国の経済発展が一定の段階に達した時に海外投資を展開することは、グローバル・バリューチェーンの再構築への参加、産業の高度化や技術革新に必要な道のりだと指摘する。

中国はこの数年で世界各国に投資を行う投資大国に成長し、「投資受入国」から「投資大国」へと華麗なる変貌を遂げた。この10年間で中国の対外直接投資総額は5600億ドルを上回るなど、投資対象は世界中に及び、拡大の続く発展途上国での鉄道建設や港湾整備などのエンジニアリング・建設事業や民生改善・福祉事業などを含めると、中国の対外投資総額は1兆ドルを上回るとみられる。

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