就職情報サイトBOSS直聘が10日に発表した「2016年中国男女別賃金格差報告」によると、中国人女性の平均月収は男性の77%にとどまっている。一線都市は男女の賃金格差が最も小さく、三線都市と四線都市は格差が大きかった。「京華時報」が伝えた。
同サイトと同じく就職情報サイトの看准網がまとめたデータによれば、2016年の女性労働者の税引前平均月収は4449元(1元は約15.6円)で、男性の平均より22.3%少なかった。賃金が上昇すると、格差も拡大する。現在、中国の求職者の7割は賃金が2千~6500元で、女性は中でも低賃金に分布する傾向がある。5千元を超えると、女性の人数が男性より目立って少なくなる。