この10年間に米国、オーストラリア、カナダの3カ国が中国の対外投資の最大の受入国となっているが、先進技術や資源の獲得、投資回収を保証する市場の透明性や保護制度といったものが、中国が対外投資を行う上での重要な決め手となっている。改革開放初期における大々的な企業誘致や外資導入から現在の積極的な海外市場の開拓や投資に至るまで、中国は経済のグローバル化に積極的に参加するという戦略をとってきた。中国の投資大国として表舞台への登場は、世界により多く協力とウィンウィンの関係をもたらすことになろう。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2016年11月14日