同報告によれば、16年の世界の資産の伸びは全体として限定的で、13年以来の増加の鈍化傾向が続き、08年のグローバル金融危機以前にみられた2けたの伸びとは対照的だった。中期的な見通しでは、資産の増加ペースは今後は小幅な伸びにとどまるという。
為替変動により大陸部の世帯資産の伸びには大きなマイナス影響がもたらされた。金融の変動の影響により、16年に大陸部の世帯資産は同2.8%減少して、23兆ドルになった。世帯資産の国別番付では、大陸部は米国と日本に次ぐ3位だ。(編集KS)
「人民網日本語版」2016年11月23日