国際赤十字・赤新月会連盟(IFRC)の趙白鳩副会長は、平和と発展の旗印を高く掲げる「一帯一路」構想について、現在人類が共通で直面する衝突、秩序不均衡、発展需要などの大きな問題にプラスの貢献を果たすと予想。「一帯一路」建設がグローバルガバナンスの改善につながると同時に、新たな成長ポイントを育てることができ、世界の持続可能な成長を後押しし、アジア運命共同体の建設に寄与するとの見方を示した。
パキスタン国立科技大学中国研究センターのジェーブド主任は、「チャイナ・ドリームは周辺国の夢でもある」と指摘。「一帯一路」構想はウインウインの発展モデルとなり、異なる社会、地域、国民の考え方をつなげることで、人々の集結・共存によるマルチ世界の形成につながるとの見方を示した。「中国の平和的発展が多くの国、ひいては世界全体に楽観的な考えと新たな可能性をもたらした」。「一帯一路」は欧州とアジア大陸の再開放や、西アジアと中東の安定、南アジアの緊迫情勢の緩和につながると同時に、人々の心をつかみ、地域の運命共同体の建設に寄与するとみている。