中国が初めて自主建造する極地科学調査用砕氷船の起工式の様子(12月20日撮影)
新華社の報道によると、12月20日、中国が初めて自主建造する極地科学調査用砕氷船の建造が上海で始まった。建造計画によると、この砕氷船は2019年に完成し、南極で科学調査を実施している砕氷船「雪龍」と共に科学調査に協力する。国家海洋局が管轄する中国極地研究センターがプロジェクトを担当し、江南造船(集団)有限責任公司が建造を請け負う。全長122.5メートル、幅22.3メートル、計画喫水7.85メートル、排水量約1万3990トン、速度12~15ノット、航続距離2万カイリ、航行日数60日、乗員90人で、2~3ノットの速度で厚さ1.5メートルの氷プラス20センチの雪を砕くことができる。