中国の旅行大手20社、取引総額が初の1兆元突破

中国の旅行大手20社、取引総額が初の1兆元突破。

タグ: 中国旅行

発信時間: 2016-12-26 17:23:15 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

中国国家観光局の発表によると、中国の旅行会社20強の取引総額が初めて1兆元を超え、1兆1400億元に上った。20強企業のランクイン条件は取引額100億元以上となっている。

「観光強国」と「旅行強社」の戦略実施に向け、中国観光研究院と中国観光協会は2009年から共同で、中国の旅行会社に対する調査とランク付けを7年間続けてきた。『中国旅行会社発展リポート』によると、20強企業の取引総額は1兆1400万元で、初めて1兆元を上回った。2009年時点では1850億元にとどまっていたが、7年間で5.16倍に増加。伸びも加速し、2015年と2016年の増加率はいずれも40%以上を保った。携程旅遊集団、中国旅遊集団、海航旅業集団のような取引額/売上高が1000億元に上る大手旅行会社が出現。20強企業は取引額100億元以上がランクインの条件となった。

一方、20強企業にランクインしていない復星、途牛、北京工美、途家、華住、螞蜂窩などの旅行会社も取引額を急速に増やしている。騰訊、中国電信、滴滴、阿里旅行、美団、糯米などがツアー、ホテル、リゾートなどの分野に注力したことが、中国の観光経済の発展や産業構造の合理化、供給側改革の新たな原動力となった。大手企業主導で、創業・イノベーションが活発な観光産業の新たな枠組み形成が加速している。

「中国網日本語版(チャイナネット)」2016年12月26日

 

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