北京聯合大学観光学院の李柏文教授は、今回の計画に関する5つのポイントを以下の通り挙げている。
一、制度面で、計画は国務院の全国重点特別プロジェクト計画に組み込まれ、業界レベルから国家レベルの取り組みへと位置付けが高められた。
二、中国共産党第18期中央委員会第5回全体会議で打ち出された「5大成長理念」が枠組みとなっているため、計画の内容は「5大成長理念」と合致する。
三、全域観光が初めて計画の重大理念、重大発展モデル、「十三五」観光発展重点内容となった。
四、目標をみると、計画は「四化(工業・農業・国防・科学技術の現代化)」、サービス業先端化、都市群戦略、「一帯一路」構想とリンクして、国家戦略発展や小康社会の建設につながり、国家の大戦略とも連動している。
五、観光機能区の概念が初めて打ち出され、現代都市群計画と合わせ、都市群観光リゾートの需要と生態緑色発展の需要を満たす。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2016年12月27日