6日朝、オフショア人民元は対ドルで6.80を維持し、6時50分には6.7936に達した。6日朝、オフショア人民元は対ドルで最高6.7777の大台に達した。これにより3取引日で、オフショア人民元は対ドルですでに6.95から6.78の18の大台を突破した。中国証券網が伝えた。
5日の外貨取引センターのデータによると、人民元の対ドル終値は6.8817で、前回の終値より668ポイント大幅に増加し、11カ月近くで最大の上げ幅を見せ、前回取引日の夜より489ポイント増加した。
華僑銀行の駐シンガポールエコノミスト、謝棟銘氏によると、オフショアレートはすでに人民元に対して一定の影響を与えている。ドルの調整が続けば、人民元は6.90近くの水準を維持する可能性がある。だがドルが反発すれば、人民元は弱くなる可能性がある。ドイツ商業銀行の中国エコノミスト、周浩氏も、現在の高騰傾向は長くは続かないと予想する。取引のポジションが機敏すぎ、ひとたび利率が高くなれば方向性も不明確になり、市場には急速な取引清算状況が生じ、人民元の流動性にも急速な改善が生じる可能性が高いからだ。