ラオスの各都市にある中国料理店は中国人観光客に大人気で、ビジネスチャンスに満ちている。
ラオス中部のヴァンヴィエンは、ラオス南北を行き来する際の「中継ステーション」であり、ドライブ旅行やバックパッカーがよく訪れる観光地でもある。ここに中国料理店を開いた広西チワン族自治区出身の曾小紋さんは、「昨年、中国とラオスを結ぶ鉄道の工事が始まったことで、ヴァンヴィエンのサービス業が発展した。鉄道が開通すれば、相対的に安定した中国の旅客資源が観光で(ラオスを)訪れるようになる」と予想する。
中国人ビジネスマンの李小平さんは、「ラオスでは今、中国語ニーズが高く、ビエンチャンで中国語を勉強するクラスを開講した人もいる。空港の入国書類の記入見本にも中国語のものがある。中国人のラオスへの理解が深まれば、将来的には観光ニーズや投資発展ニーズが拡大し、自分の経営する店の旅客資源もますます多くなるだろう」と今後の発展に期待を寄せる。(編集KS)
「人民網日本語版」2017年1月9日