米エネルギー経済・財務分析研究所(IEEFA)のリポートによると、2016年の中国の海外新エネルギー投資は前年比60%増の320億米ドルと大幅増加し、世界の新エネ市場で首位に立った。
同研究所のティム・バックリー所長は、「クリーンエネルギー市場が発展するなか、市場シェアの獲得競争で、米国は中国に大きく後れをとった」と指摘した。
国際再生可能エネルギー機関(IRENA)の予測では、世界の新エネルギー分野の雇用810万のうち350万は中国が創出したもので、米国は80万にとどまる。AFPはフランクフルト財務管理学院エネルギー専門のUlf Moslener教授のコメントを引用し、「中国はすでに新エネルギー世界のリーダーになった」とし、米国やドイツと比べ、この分野では明らかな優位性があると報じた。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2017年1月10日