自動車メーカーの販売データーによると、12月の中国自動車販売台数の急増には中国独自ブランドが大きく寄与し、独自ブランドのシェアは45%と過去最高に達したという。具体的には、上汽通用が19万2341台と販売台数首位となったが、前年同月比では9.5%減少。2-4位は、上海VW、上汽通用五菱、一汽VWと安定。5-6位は、独自ブランドを展開する吉利汽車と長城汽車。販売台数はそれぞれ14万9917台と13万7266台で、東風日産と北京現代を上回る好成績。吉利汽車の販売台数は前年同月比で倍増、長城汽車も60.7%の急増となった。韓国ブランドでは、北京ヒュンダイ、東風悦達の2社がトップ10入りした。
乗聯会の推計では、中国の乗用車販売は2016年に19%の高成長を実現したが、2017年はその反動で調整局面となる見通し。総合的に分析すると、2017年の乗用車販売の伸び率は6.5%となる見通しだ。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2017年1月11日