世界経済フォーラム(WEF)の第47回年次会合(ダボス会議) が17日からスイスのダボスで開催され、習近平国家主席が開幕式で基調演説を行います。
これに先立ち、北京では「ダボスにフォーカス:グローバルガバナンスにおける中国の役割」をテーマにしたフォーラムが開かれ、出席した専門家たちが今年のダボス会議について討論しました。
夏季ダボス会議の議題設定に参与した経験を持つ南開大学世界経済研究センターの彭支偉研究員は、「今年のダボス会議が『即応性が高く、かつ責任あるリーダーシップ』をテーマにしたことで、ダボス会議が持つ、世界経済の発展に関する先見性と適応力が再び明確になった。いかにして効率的なグローバルガバナンス体制を構築し、各国にメリットのある世界経済復興に向けた規則と保障を提供するのかが、今回のダボス会議の中心議題になるだろう」との見方を示しました。