英ロイター通信は2月3日、「春節期間の中国の観光消費、16%増」と題した記事を発表した。中国国家旅游局のデータによると、今年の春節期間、中国観光産業の総収入4233億元、15.6%増だった。
3億4400万人を動員した国内観光産業だが、昨年の16.3%増と比べて増加率はやや下がった。一方、海外旅行者の増加率は7%と小幅増で、その数は615万人だった。
中国の観光業は、同国が消費主体の経済にモデルチェンジするためのカギの1つであり、同時に消費者の消費力をはかる有効な指標の1つでもある。2016年の中国国内観光の消費は3兆9000億元だったが、中国政府は2020年までに7兆円に引き上げたい考えだ。