ラジオ番組「中国之声」の「央広新聞」によると、2017年の春節(旧正月、今年は1月28日)大型連休がこのほど終了し、28省・自治区・直轄市が連休期間の観光データを発表した。それによると、観光収入では広東省が366億4千万元(1元は約16.3円)で全国1位になり、観光客数では四川省がのべ6383万5900人を受け入れて全国トップだった。
データをみると、広東、四川、湖北省、浙江省、山東省、陝西省、安徽省など15省で観光収入が100億元を超えた。16年の春節と比較すると、湖北省は観光収入番付の16位から3位に上昇し、雲南省の観光収入は70.60%増加した。
今年の春節連休には、消費者の観光消費がバージョンアップを続けた。国家観光局データセンターの総合的試算によると、連休期間に全国で受け入れた観光客数はのべ3億4400万人、観光総収入は4233億元に上る。氷雪地域の旅と避寒旅行が人気を集め、三亜、廈門(アモイ)、哈爾濱(ハルビン)、上海、杭州、成都、桂林に旅客の流れが集中した。ドライブ旅行も急速な伸びを示した。