中国人にとって春節は一家団欒のイベントであり、そのため今年の連休中の全国興行収入にも、春運(春節期間の帰省・Uターンラッシュに伴う特別輸送体制)による影響が見られた。微影データ研究院のデータによると、過去5年間で1・2線都市の連休中の興行収入が大幅に下がっており、4・5線都市が増加傾向を示し、3線都市は安定さをみせている。
阿郎氏は「連休中の映画市場は4・5線都市の観客が中心となる。人々の年越しの形式が変わってきており、1・2線都市の多くの人が海外旅行にでかける一方で、4・5線都市の観客は、映画鑑賞を一種の社交活動として捉えるようになってきている」と分析した。(編集YF)
「人民網日本語版」2017年2月10日