フィリピンのワンダ・テオ観光大臣は10日にマニラで行われた第24回観光博覧会の開幕式で、「今年度中に中国人観光客を対象に到着ビザ(アライバルビザ)を発行し、年度内にのべ100万人の中国人観光客を呼び込む目標を達成する計画だ」と述べた。新華社が伝えた。
フィリピン観光省は中国人観光客対象の到着ビザ政策を打ち出すほか、中国でより多くのキャンペーン活動を展開し、中国からフィリピンへのチャーター便をさらに増発するなどして、のべ100万人の中国人観光客を呼び込みたいとしている。
同省がこのほど発表した数字をみると、2016年には中国が日本を抜き、フィリピンにとって韓国と米国に続く3番目の観光客供給源になった。16年にフィリピンを訪れた中国人観光客はのべ67万5700人で、前年比37.7%増加した。(編集KS)
「人民網日本語版」2017年2月11日