MERICS(ベルリンの研究機関)の中国研究センターの報告によると「アメリカのほとんどの大型半導体企業が、中国政府サイドから投資を持ちかけられている」という。また中国の最新の工業政策ロードマップ「中国製造2025」が半導体を重点発展分野に位置づけている――とも指摘する。
SEMI(セミコンダクター・イクイップメント・アンド・マテリアルズ・インターナショナル)は最新の報告書の中で「こうした投資が続くことで中国は1線の生産国になり、さらに中国の世界の半導体産業における地位を確立するために道を切り開くことになる」と指摘した。
グローバルファウンドリーズの工場は成都市政府と協力して建設される。同社は具体的な投資金額を明らかにしていないが、同市政府がネットに掲載した文書などから100億ドルプロジェクトとみられる。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2017年2月14日