香港の観光業は2016年に低迷した。これは香港ディズニーランド・リゾートも例外ではない。香港ディズニーランドは20日、2016年度に1億7100万香港ドルの赤字を計上し、2年連続の赤字となったと発表した。同年の来園者数は延べ610万人で、前年比で10%弱減少した。うち香港現地と中国大陸部からの来園者が共に減少し、外国人客がやや増加した。
香港ディズニーランドは2年連続の赤字に、積極的に対応しようとしている。ディズニーランドとしては世界初となるマーヴル・コミックをテーマとするアトラクションが、先月オープンした。「ディズニー・エクスプローラーズ・ロッジ」が4月に開業を予定している。「アナと雪の女王」の城も拡張工事中だ。これらの新しいアトラクションは、2017年に続々登場する。
ディズニーランドが発表した業績報告書によると、香港ディズニーのホテル客室稼働率は8割弱をキープしている。多くの来園者により長く滞在してもらうため、ディズニーリゾート3軒目のホテル、「ディズニー・エクスプローラーズ・ロッジ」が4月30日にオープンとなる。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2017年2月21日