無人化進むスーパー アプリでスキャンして決済
最近、米ネット通販大手アマゾンがレジで決済不要の無人コンビニ「Amazon Go(アマゾン・ゴー)」の展開を発表し、SNSで大きな論議を呼んだ。決済不要のため、レジに並ぶ必要もなく、顧客は入店時に、アプリを開いた状態でスマートフォンをゲートにタッチして本人認証を行う。手に取った商品は、アプリ上のカートに自動的に入れられ、店を出るだけで、決済が自動的に完了する。カメラやセンサー、ディープラーニングなどのAI技術を使って、顧客がどの商品を手に取り、どの位置にあるかを認識する。
このような最先端の技術を駆使した店が普及するにはまだ時間がかかるものの、業界関係者は、実店舗も最新技術を活用して、セルフレジなどを導入し、グレードアップした消費スタイルに順応するようになっている。
大型スーパー・物美超市の利用客の多くが今、「多点」という名前のアプリを利用するようになっている。会員カードをいつも携帯する必要はなく、アプリを開けて、スマホを振ると、バーコードが表示される。レジのスタッフがそれをスキャンすると、会員確認と会計を済ませることができ、ポイントも加算される。溜まったポイントを確認するためにサービスカウンターに行く必要はなく、アプリで確認することができる。その他、街中の一部のコンビニでもセルフ決済を試験的に導入している。店の二次元コードをスキャンし、必要な商品のバーコードをスキャンすると、セルフ決済を済ませることができる。ただ、客は店を出る時に、店員の確認を受けなければならず、1度に購入できる商品は9点までという。(編集KN)
「人民網日本語版」2017年2月22日