また陳副代表は、「16年12月末現在、保険産業の海外投資残高は492億1千万ドルに上り、保険産業の前四半期末総資産の2.33%を占め、現時点の15%という監督管理の割合に比べて大きな可能性がある。現在の中国の海外資産の分布をみると、慎重な状態にあるといえる。たとえば市場主体は米国、英国、オーストラリア、香港地区などの発達した国・地域を選ぶことが多く、投資の種類は公開市場での銀行預金、債権、株式、ファンドを選択することが多く、こうした公開市場での投資がおよそ53.4%を占め、海外での株式・不動産投資は約44.9%だった」と述べた。
保監会は今後も引き続き積極的で慎重な態度を取り、保険機関のグローバル化された配置を奨励していくという。陳副代表は、「まずは保険機関がこうした海外投資の能力をある程度備えていなければならず、能力の向上を強化しなければならない。保監会も監督管理を強化していく」と述べた。(編集KS)
「人民網日本語版」2017年2月23日