第三に、改革の歩みには苦難がともない、経済構造のモデル転換には幾重にも困難がつきまとう。改革にタブーはないとして、安倍晋三首相は農業、医療、エネルギー、雇用の4分野から着手し、構造改革を進め、経済のモデル転換を実現すると打ち出した。だが4年経っても実質的な進展はなく、2回の消費税率引き上げの見送りによって財政再建計画は破産の危機に瀕している
まとめると、統計データから考えて、日本経済は局部的に改善がみられるものの、全体として状況は依然厳しく、金融リスクが爆発する恐れさえあるといえる。(編集KS)
「人民網日本語版」2017年3月1日