近年、揚州市は江淮(長江・淮河)生態大回廊建設を推進し、全国から大いに注目を集めた。揚州市中国人民政治協商会議主席の朱民陽氏は率先して江淮生態大回廊建設実施計画を提唱、推進した情況について紹介した。
「われわれは立ち後れた生産能力や湖養殖などによる面源汚染への対策に積極的に取り組み、生態系保護、環境の修復、発展モデルの転換を図ってきた。前後して10億元以上を投入し、都市部で『清水活水、不淹不涝(水をきれいにし、水害を起こさない)』プロジェクトを実施し、湖の沿岸部では 漁業制限、漁民転業プロジェクトを実施し、汚染物質の河や湖への進入を減らすことに成功した」
朱民陽氏は、「我々は特に山水林田湖(汚染されていない元来の自然)を統一ある生命共同体とする理念のもと、江淮生態大回廊の政策設計を強化し、生態文明の向上を指針に環境保護や汚染対策、経済モデルの転換に取り組んできた」と述べた。