北京市交通委員会がこのほど明らかにしたところによると、北京市は時間制レンタカーサービスのネットワーク配置を推進する方針で、年内にレンタル用自動車を2千台に増やす予定という。新華社が伝えた。
携帯電話で必要な時だけ予約して利用し、料金を支払う時間制レンタカーサービスは「カーシェアリング」とも呼ばれる。
現在、北京市場には北京首汽(集団)股フン有限公司(フンはにんべんに分)傘下の「Gofun出行」、ネット企業・楽視網信息技術股フン有限公司の自動車プラットフォーム「零派楽享」、カーシェアリングプラットフォームの「TOGO」や「宝駕出行」など、さまざまな時間制レンタカーブランドがある。「Gofun出行」は北京でレンタル用車1100台を擁し、奇瑞汽車、江淮汽車、北京汽車などのブランドがある。利用できる拠点は100カ所を超え、今年は200カ所以上に増やす計画という。
現在は電気自動車用の充電ポールや駐車スペースなどが完備されていないことがカーシェアリング産業の発展を制約している。北京市政路橋集団有限公司は北京二環路、北京三環路の高架橋約40カ所の下の空間を「カーシェアリングレンタル拠点」に作り替え、駐車スペースと充電ポールを設置する計画を立てている。(編集KS)
「人民網日本語版」2017年3月13日