記者が18日にボアオ・アジアフォーラム事務局を取材したところ、ボアオ・アジアフォーラム2017年年次総会には50カ国・地域から代表者1727人が参加する見通しだ。うち企業代表は1266人と、全体の7割以上を占める。
ボアオ・アジアフォーラム2017年年次総会は23-26日に中国の海南省博鰲市で開かれる。テーマは「グローバル化と自由貿易の未来に向かって」。近年の「反グローバル化」思想の高まりに対し、今回のボアオ・アジアフォーラム年次総会はグローバル化の是非を明確にして正確に理解し、より包括的なグローバル化をアピールする見込みで、世界的に企業の高い関心を集めている。
2017年年次総会の代表参加者1727人のうち、政府代表は299人、学者は162人で、企業代表の1266人が中心的存在となる。企業代表として世界500強企業から32社の取締役会会長やCEOが参加。そのほかに31カ国・地域のメディア195社から1000人余りの記者や関係者が出席する。
ボアオ・アジアフォーラム2017年年次総会はグローバル化、成長、改革、ニューエコノミーなどに関するサブフォーラム42件や非公開会談12件が予定され、マクロ経済、地域協力、産業モデル転換、技術イノベーション、政治・安全保障、社会・民生などについて話し合われる。また、「一帯一路」建設や共有経済、クラフトマンシップもタイムリーなホットテーマとなるだろう。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2017年3月20日