中国飯店雑誌社が創設し、アジア太平洋ホテル協会、全連不動産商会、中国ホテル業名人倶楽部などが共催する第17回中国ホテル世界フォーラムが21日、リッツ・カールトン広州で行われた。国家観光局品質監督管理所の張海燕所長が開幕式に出席し、あいさつした。
張氏は「中国経済はモデルチェンジ・アップグレードの重要な時期を迎えており、観光・ホテル業は高度発展・チャンス・課題が共存する重要な段階に差し掛かっている。第17回中国ホテル世界フォーラムの開催は、中国のサービス形成、質向上、中国ブランドの構築に対して、非常に重要な現実的意義を持つ」と述べた。
改革開放以来、中国の観光・ホテル業が急速に発展した。試算によると、2016年の中国観光・ホテル業の受入数は延べ30億人ほどにのぼり、1兆元弱の営業収入を実現し、中国の経済・社会の発展に重大な貢献を成し遂げた。
また観光・ホテル業のサービスの質向上も、課題を迎えている。12301全国観光クレームプラットフォームの統計によると、観光・ホテル業のサービスの質に関するクレームが占める割合は、2016年に前年より大幅に上昇した。