ランキング入りした女性は227人で、昨年の202人から増えた。そのうち56人が裸一貫組で、過去最高を更新した。世界の女性富豪のうち、25%が裸一貫組ということになり、割合としても過去最高を更新した。昨年は21%だった。
裸一貫組の女性富豪のうち、最も豊かだったのは香港の周群飛氏で、経営する藍思科技有限公司は15年に上場を果たしている。今年のランキングでは、米国の女性富豪が最多で67人に達し、次がドイツの28人、さらに次が中国の23人で、中国は昨年より10人以上増加した。
今年の新入り富豪は195人で、16年の198人を下回った。このうち中国が最多で76人、米国が2位で25人。インドは13人、ドイツは5人だった。
有名人の新入り富豪には、まずベトナムトップの裸一貫組女性富豪のグエン・ティ・フオン・タオ氏がいる。グエン氏の経営する格安航空会社(LCC)ベトジェットエア社は17年2月に上場を果たした。日本トップの裸一貫組女性富豪・篠原欣子氏も今回初めてランキング入りした。篠原氏は東京のマンションの一室で人材派遣会社のテンプスタッフ株式会社を設立し、女性の就業を支援した。昨年は同社の株価が50%上昇し、今回のランキング入りにつながった。
地域別にみると、アジア・太平洋地域の富豪が最も多く720人に達した。以下、米国の565人、欧州地域の530人が続いた。(編集KS)
「人民網日本語版」2017年3月22日