李総理が豪州へ 中国企業の受注促進 協力の恩恵共有

李総理が豪州へ 中国企業の受注促進 協力の恩恵共有。

タグ: 中国企業

発信時間: 2017-03-29 18:30:41 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

李総理は、「さきに、オーストラリアは500億オーストラリアドル(約4兆2950億円)のインフラ投資計画を提出し、鉄道、道路、空港などのプロジェクトが含まれていた。中国企業は設備、プロジェクト建設などの面で優位性があり、双方の深いレベルでの協力には広大な可能性がある」と指摘した。

今回、李総理が見守る中で調印された大型インフラプロジェクトは、オーストラリアの「北部大開発」における重要プロジェクトの1つで、西オーストラリア州ピルバラ地域北中部の沿海地域に260キロメートルに及ぶ鉄道と港湾施設を建設し、現地の鉄鉱石鉱山の輸出サービスを提供し、中豪FTAにおける両国間の経済貿易活動を力強く推進するものとなる見込みだ。

中国人民大学国際関係学院の王義■(木へんに危)教授は、「李総理の今回の新しい年になって初めての外国訪問が中国企業にもたらしたメリットは時価総額の増加にとどまらない。より重要なことは中国の設備や標準の海外進出をもたらしたこと、中国の優位性のある生産能力と設備製造を中国の『新しい名刺』に発展させたことだ」と指摘する。

李総理はかつて中国核電工程有限公司を視察した際、「中国製造(メード・イン・チャイナ)は初めは代理加工としての消費財製造が中心だったが、今では大型設備製造業の海外進出という新たな段階に突入した。そのためにはシンボルとなるプロジェクトが必要だ」と述べ、また原子力発電の関係者が国際市場での競争に乗り出すことを奨励して、「これは中国製造の名誉が世界に行き渡るだけでなく、中国の設備の名誉が天下に行き渡るということでもあり、中国国内の製造業の不断のバージョンアップにつながるものでもある」と述べた。

中国設備の海外進出を促すのは李総理の計画の重点でもある。「アフリカの屋根」と言われるエチオピアで、李総理は中国企業が現地で建設を請け負った初の軌道交通プロジェクトを見学し、中国設備の海外進出の「攻略点」を確立するよう奨励した。また李総理が主催した国務院常務会議では、中国設備の海外進出をどうやって加速させるかという議題をめぐり、参加者が丸々2時間もかけて討論し検討を行った。

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