中国とアフガニスタン両国による「一帯一路」共同建設シンポジウムが29日、アフガニスタンの首都カブールで開催された。
シンポジウムには、アフガニスタン外交部のHekmat Karzai副部長、アフガニスタン大統領のQayoumi首席顧問、中国の姚敬・駐アフガニスタン大使、中国外交部の「一帯一路」専門家・学者による講演チームなど、両国の政府関係者、学界、経済界、国際組織代表などが参加した。
Hekmat副部長は、「アフガニスタンは中央アジア、南アジア、中東、中国と接しており、『一帯一路』構想の実施を進めるうえで地理的に良好な位置にある。アフガニスタンにとっては大きな発展のチャンスになる」とし、「中国・アフガニスタンの定期貨物列車開通、カブール・ウルムチ定期直行便の再開は、両国の実務協力の手本となる」と語った。
姚敬大使は、「一帯一路」構想は地域の共同的発展を促すとし、中国は各方面との協力を強化していきたいと述べた。
中国の専門家・学者講演団のメンバーはゲストと共に、両国の相互接続の強化、貿易投資の促進、人文交流の強化などを「一帯一路」の枠組みの下で如何に進めるかなどについて議論を交わした。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2017年3月30日