外国メディアによると、韓国のサムスンは27日晩、バッテリーの不具合により回収した「Galaxy Note7」を整備して再販すると発表した。
2016年10月、サムスンは発火問題で「Galaxy Note7」を全世界で回収。その後の調査で、2社が製造したバッテリーに問題があると発覚した。
韓国の『エレクトロニック・タイムズ』は28日、消息筋からの情報として、サムスンが7月か8月に安全なバッテリーを使用した整備後の「Galaxy Note7」を韓国で販売すると報じた。販売目標は40~50万台だという。
サムスンはロイター通信に声明を出し、整備後の「Galaxy Note7」の販売計画はまだなく、どの市場でいつ販売するかも決まっていないとした。しかし、インドと米国で同モデルを販売する予定はないと表明している。
サムスンによると、整備後の「Galaxy Note7」は新しいバッテリーを使用し、同社の安全テストもクリアしている。
また声明によると、整備後の「Galaxy Note7」を販売するのは環境への影響を減らすためで、国際環境NGOグリーンピースからも環境を考慮して回収した携帯電話を処理するように言われた。
サムスンは、「Galaxy Note7」のバッテリー問題により第3四半期は55億ドルの減益となると見ている。回収前、同機種の販売台数は300台に達していた。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2017年3月30日