ジャカルタ〜バンドン高速鉄道、全面的な施工段階へ

ジャカルタ〜バンドン高速鉄道、全面的な施工段階へ。

タグ: ジャカルタ〜バンドン高速鉄道

発信時間: 2017-04-05 14:55:02 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

中国とインドネシア企業が共同建設するジャカルタ〜バンドン高速鉄道EPC契約が4日、ジャカルタで調印された。これは「一帯一路」(シルクロード経済ベルト、21世紀海上シルクロード)建設の初期の重要成果である同鉄道が、全面的な施工段階に入ったことを意味する。

同契約は双方の合弁会社、双方のコンソーシアムの複数の企業代表者が調印。駐インドネシア中国大使の謝鋒氏、インドネシア大統領府幕僚長らが出席し、調印を見守った。

インドネシア大統領府幕僚長は「同鉄道は双方の協力の一里塚だ。中国の高速鉄道技術の導入は、インドネシア鉄道輸送の新たな進展、交通業発展の革新だ。同鉄道の高基準の竣工に自信を深めている」と述べた。

謝氏は「同鉄道は中国の高速鉄道にとって初となる、全システム・全要素・全産業チェーンの海外進出であり、一帯一路建設の重大な早期収穫・成果だ。同鉄道は双方が共同建設し、リスクを共に負担し、利益を共有する」と話した。

中国鉄路総公司の当局者によると、双方の企業はB2Bモデルを採用する。中国側は中国鉄路総公司が設計・建造・設備・運営などの企業とコンソーシアムを形成し、インドネシアのウィジャヤ・カルヤが率いる国有企業コンソーシアムと提携。中国の高速鉄道技術と設備を100%採用し、中国の豊富な建設・運営・管理経験を利用する。これは中国製高速鉄道基準の、初となる海外進出だ。

双方が提供した最新データによると、同鉄道1期の全長は142キロで、首都ジャカルタと第4の都市バンドンを結ぶ。設計上の最高速度は時速350キロ、3年間での開通を予定。ジャカルタ〜バンドン間の移動時間は、現在の3時間以上から40分に短縮される。

同鉄道は一帯一路建設における支援力を発揮し、中国製鉄道と東南アジア関連国の事業提携を深める。中国と一帯一路沿線国の交通インフラの相互接続を実現し、極めて重要な意義を持つ。

 

「中国網日本語版(チャイナネット)」 2017年4月5日

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