中国の通信業者と製品の、フィンランド進出の成功例が増えている。写真はヘルシンキ中心のファーウェイ専売店。
ヘルシンキの市街地、全世界の観光客を歓迎する「私のヘルシンキ」。
壮大なヘルシンキ大聖堂は、ヘルシンキの重要な観光スポットだ(王志遠撮影)。
フィンランドは初めて中国と政府間貿易協定を締結した西側諸国で、1950年代に外交関係を結ぶと、両国の経済・貿易関係が着実に発展した。両国は革新をめぐる協力、新エネルギー、省エネ・環境保護、情報技術、ウインタースポーツなどの分野で協力の高い将来性を持ち、経済・貿易協力の大きな潜在力を秘めている。
フィンランドは北欧に位置し、人口は約540万人。国土面積は33万平方キロメートル以上。科学技術の革新により、強国の道を歩んでいる。フィンランドは製紙業、電子・電気、機械製造、金属加工などの分野で世界一流の製品と技術を持つ。また情報通信、エネルギー、環境保護などの先進的な技術で独自の強みを持つ。中国は最大の発展途上国であり、コストパフォーマンスの高い紡績、衣料品、オーディオ・ビジュアル、電子、家電、化学工業などの製品がフィンランドで好評を博している。中国は現代化建設を全面的に推進し、かつ資源節約型・環境友好型社会の建設に取り組んでおり、フィンランドの先進的な製品とハイテクの需要が存在する。