国内外の成長エンジンを駆動させるには、シンクタンクが触媒としての役割を発揮し、世論の解釈と支持をめぐり指導的役割を強めることが必要となる。それは学術面での合意形成や社会的認知、関連政策の整備にプラスとなる。
「一帯一路」構想が提起されてから、中国は高度なシンクタンクの建設を強調してきた。世論を動かし、「一帯一路」建設の着実な成果を宣伝、「一帯一路」建設の学術的研究、理論的支持を強化することが必要だと強調してきた。
世界での合意形成、相互接続の強化、相互評価・理解・尊重の文化的枠組み構築の過程において、シンクタンクが重要な役割を発揮してきた。
「一帯一路」構想は、世界に中国のプラスエネルギーを伝えるとともに、包摂的な国際経済秩序の構築に経験を提供する。知恵をめぐらせ良策を追求し、心を合わせて互恵協力の人類運命共同体を作り上げる構えだ。
「『一帯一路』国際シンポジウムメディアコンセンサス」で言われるように、「一帯一路」は中国の「一人芝居」ではなく、沿線の国と地域の「大合唱」だ。そして、それは異なる文化を持つ国と地域の間の相互交流と、共同的発展に向け、輝かしい道を踏み出すことになるのだ。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2017年5月3日