中国国家統計局と中国物流・購買連合会は共同で4月30日、4月の中国製造業購買担当者指数(PMI)を発表した。51.2%と前月比0.6ポイント下落したものの、7ヶ月連続で高水準を維持した。
「2ヶ月連続で反転したのち、4月のPMI指数は下落した。ただ景気判断の境目となる5は依然上回っており、経済の安定トレンドが変わっていないことを示している」国務院発展研究センターの張立群研究員はこう分析する。
今年1~3月までの同指数は51.3%、51.6%、51.8%と景気拡大局面を示しており、現状はゆるやかな安定局面となっている。
国家統計局サービス業調査センターの趙慶河上級統計師は4月のPMI指数が反落した原因として次の4点を指摘する。