中国水電建設集団国際工程有限公司とタイのイタリア・タイ・デベロップメント社による連合体が3日、バングラデシュ道路交通橋梁省との間で合意に調印し、バングラデシュ初の軽量軌道交通(LRT)建設に参加することが決まった。契約金額は約2億ドル(1ドルは約112.6円)に上る。新華社が伝えた。
バングラデシュ政府は首都ダッカに同行初のLRTとなる「LRT6号線」を建設し、ダッカの交通渋滞を緩和し、通勤時間を短縮させたい考えだ。プロジェクトの総投資額は約27億5千万ドルで、主な資金源は海外からのソフトローンや海外政府が拠出する資金。プロジェクトは8区間に分けて行われ、中国水電とイタリア・タイ社の連合体はそのうちの1区間の建設を担当する。
関連資料によると、このプロジェクトは2024年に工事が完了する見込み。完成後の最高時速は100キロメートルに達し、一日あたりのべ50万人の乗客を輸送し、その後も絶えずバージョンアップを続けるとみられる。(編集KS)
「人民網日本語版」2017年5月5日