5月4日、日本の横浜で開かれたアジア開発銀行第50回年次総会において、ASEAN(東南アジア諸国連合)と中日韓マクロ経済研究事務局(AMRO)は、初めての年度報告『2017年ASEANと中日韓地域経済展望』(以下『報告』と略称)を発表した。
『報告』では、2017年、ASEANと中日韓(10+3)の経済加速は安定しており、中国は地域経済安定成長の礎であるとしている。
『報告』ではまた、中国の持続的な構造改革と消費の上昇が東アジア貿易と投資に持続的で深遠な積極的影響をもたらしている。例えば、中国の消費中心の成長モデル転換と中産階級の不断の増大は、東アジアその他の経済体の中国に対する輸出品のさらなる増大を牽引をした。
中国の観光客の東アジア観光ブームは持続的に加熱しており、この地域のサービス業に新しい成長チャンスをもたらしている。また中国の加速する対外投資は東アジアその他経済体の資金の来源とインフラ建設拡大に重要な作用を発揮している、とした。