盤古智庫学術委員会・名誉主任、中国共産党中央委員会対外連絡部・元副部長の于洪君氏が発言する様子。
インフラ建設に対する需要は各方面から注目されたテーマで、この分野には各国に寄与する成長の潜在力が存在する。在中国フランス大使館投資参事官のマンジン氏は、「一帯一路」の投資総額が41兆米ドルに上るとの試算を示した。「一帯一路」構想が世界の人々に対し、中国の持続的な開放政策を明らかにし、中国が世界でポジティブな機能をますます発揮していることを示したとしている。
「一帯一路」構想は3年余りで、トップダウン設計の整備、強力なサポート・保障体系の確立、協力協議の締結など多くの成果を上げた。これを踏まえて盤古智庫シニア研究員の高楊氏は、「一帯一路」建設の中核的理念が次第に周辺国と国民の共通認識となり、共同議論・共同建設・共有の基本原則もますます知られるようになったと述べた。
カンボジア・中国問題の評論家、陳世龍氏は、中国とカンボジアの協力をめぐる多くの成果を挙げ、「カンボジアは‘一帯一路’の実質的な受益国の一つ」と話した。中国が、世界経済の回復と発展を推進する動力で、地域と世界の政治的安定を維持する重要な要素でもあると説明。中国が経済グローバル化と利便化を促進する機能を発揮しており、「一帯一路」構想は世界の包括的発展につながるとの見方を示した。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2017年5月14日