▽エネルギー資源協力
石油・天然ガス分野では、中央企業は「一帯一路」沿線諸国の経済発展ニーズを踏まえて、20数ヶ国で約60件の石油・天然ガス協力プロジェクトに参加し、鉱物資源の開発に参加する中で技術交流や技術協力を強化し、沿線諸国のエネルギー・鉱物資源開発の能力と水準を効果的に引き上げた。
電力分野では、国家電網公司がロシアなどの周辺諸国で送電線10本を建設し、中国長江三峡集団公司、中国電力建設集団、中国核工業集団公司が建設した中国・パキスタン経済回廊の重点電力プロジェクト、中国広核集団によるマレーシア・エドラ電力プロジェクトは、どちらも現地の経済発展に重大な貢献を行った。
▽産業投資とパーク建設
現在、たくさんの工業プロジェクトや製造業プロジェクトがマレーシア、ラオス、モンゴル、インドネシアなどで実施され、現地の人々の経済発展ニーズを効果的に満たし、建設運営担当のギリシャのピレウス港、スリランカのハンバントタ港などのプロジェクトは、現地の港湾運営の水準引き上げ、経済貿易発展の促進で積極的な貢献をしている
中国機械工業集団有限公司、招商局集団が先頭に立って建設が進められてきた中国‐ベラルーシ工業パークプロジェクトが重大な進展を遂げた。
機械工業集団の任洪斌会長は、「これまでに、当集団が『一帯一路』沿線諸国の中の49ヶ国で完了させた、または現在進行形のプロジェクトは733件に上り、契約額は総額736億ドル(約8兆3742億円)に達した」と話す。