中国民用航空局が16日に発表したところによると、中国民間航空産業はこれまでに「一帯一路」(the belt and road)沿線の43ヶ国との間で空の直行便を開通させており、1週間の便数は約4200便に上る。中国国際航空、中国南方航空、中国東方航空をはじめとする国内航空各社は沿線国家市場への輸送力拡大のための投資を進めており、新たに240路線を開通したという。新華社が伝えた。
同局発展計画司の王長益司長は記者会見で、「2016年末現在、中国は120ヶ国・地域との間で二国間の政府間航空輸送協定に調印している。そのうち『一帯一路』沿線国が半分以上を占める」と述べた。
王司長は、「ここ数年来、こうした航空路線の開通にともない、『一帯一路』路線の旅客輸送量が国際路線の旅客輸送量全体に占める割合が徐々に上昇し、2015年の39.8%から17年1~4月は47.1%に上昇した」と述べた。(編集KS)
「人民網日本語版」2017年5月17日