日本はなぜTPPを推進し続けるのか?

日本はなぜTPPを推進し続けるのか?。

タグ: 日本TPP

発信時間: 2017-05-24 16:56:15 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

中国現代国際関係研究院日本研究所の劉雲副研究員は、「米国で保守主義が日に日に顕在化することを背景として、日本はグローバル貿易秩序や経済秩序をどのように構築するか、再びアジア太平洋の秩序をめぐって主導権を握れるかどうかを明らかに前よりも一層懸念するようになった。これが日本が米国のTPP交渉への復帰を促し続けている理由でもあり、米国の離脱後も11ヶ国での交渉をなんとしてでも進めようとする理由でもある」と強調した。

オーストラリアのメディアによると、日本がTPPで行動をとらなければ、中国が動くことになる。日本は、中国が太平洋沿岸地域における米国の空白を埋めるために素早く動いていることを意識する。たとえば、中国はカナダとの自由貿易協定(FTA)の可能性を探り、メキシコと「戦略的パートナーシップ」を構築した。中国の政策金融機関は毎年、中南米諸国に数百億ドル(1ドルは約111.2円)の融資を提供し、中国企業からも毎年、数百億ドルの直接投資が行われている。チリは中国とのFTAをバージョンアップすると発表し、サービスや投資も対象になるとの方針を示した。マレーシアは中国の「一帯一路」(the belt and road)イニシアティブを受けて大量の資金を集めており、今や中国との協力推進に重心を移しつつある。中国が支援する「東アジア地域包括的経済連携」(RCEP)は、16ヶ国が参加する自由貿易協定だ。

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