投稿者にチップを贈る「Wechat Reward」機能の閉鎖に続き、アップルが中国のSNSアプリの同機能利用において30%の手数料を徴収することが伝えられた。この情報が出回ると、多くのユーザーが討論を繰り広げた。
ネットユーザーは、「アップルの手数料徴収はシステムプラットフォームの支配的地位の濫用、独占的地位を利用した不正競争であり、関係部門は独占禁止法違反の調査を行うべきだ」との考えを示した。
SNSアプリと対決 アップルに批判
アップルが本当にSNSアプリを排除した場合、利用者はアップルを捨てるのだろうか、それともSNSアプリをアンインストールするのだろうか。これについて、多くのユーザーが「アップルが使えなくても構わないが、SNSアプリが使えないのは困る。アップルを使うためにSNSアプリで構築した社会関係を捨てたりはしない」としている。
あるネットユーザーは、「WeChatもアップルもツールであり、WeChatは生活や仕事において代わりがきかないツールだが、アップルの携帯電話は業界においてそのような支配的な地位はない。どちらかを選ばなければいけないのであれば、WeChatを選ぶ」と書き込んだ。
また、「これは勝負である。アップルが本当にSNSアプリを排除すれば多くのユーザーを失い、SNSアプリはAndroidのもとに行くことになる」や、「これはユーザーの忠誠心をなくす行為。アップルの市場シェアが徐々に低下し、国産の携帯電話の質と市場シェアが飛躍する中、このようなやり方により多くのユーザーがAndroidに流れるに違いない」との書き込みもある。