市場の支配的地位を濫用か
あるネットユーザーは、アップルがチップ機能で30%の手数料を徴収するのは、中国での営業収入と出荷台数が減少しているためだと分析。ハエは小さくても肉である。大きくても一口であることに変わりはない。
ネットユーザーの「Adiba-V」は、「モバイル決済はWeChatと支付宝が数年前に巨額資金を補填して築き上げた市場で、アップルは何も出さずに利益を得るばかりか、このような方法でライバルに攻撃している。これは市場の支配的地位の乱用ではないのか。Apple Payのサービスをしっかりと行い、ユーザーに便宜を与え満足させることこそが正しいやり方だ」との考えを示した。
また、あるネットユーザーは、「チップ機能をアプリ内決済に組み入れるというやり方は、決済部分を大幅緊縮し、Apple Payの地位を強化するためで、プラットフォームを利用して無理やり抱き合わせで売るという行為は支配的地位の濫用である。工商総局はアップルのこの行為を独占禁止法違反で調査すべきだ」と指摘した。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2017年5月31日