中国のEC取引額、世界の4割弱を占める
中国のEC取引額、世界の4割弱を占める。
タグ： EC取引額,貿易交易会
考えもしないだろうが、「衝動買い族」はインターネットでためらうことなく注文し、中国が何年も続けて世界最大のネット小売市場になるのを後押ししている。2017北京国際サービス貿易交易会の活動の一環である2017中国（北京）電子商務大会が29日に開かれ、商務部電子商務・情報化局の聶林海巡視員が『中国電子商務報告（2016）』を発表した。『報告』によると、中国の2016年のEC取引額は26兆1000億元で前年比19.8%増、世界のEC小売市場の39.2%を占めた。
携帯電話でのネット通販利用者は6割超
報告によると、2016年の中国のネット通販利用者、EC取引額、EC従事者は安定して増加している。中国のインターネット利用者は7億3100万人で普及率は53.2%、ネット通販利用者は4億6700万人でインターネット利用者の63.8%を占め、2015年末より12.9%増加。携帯電話でのネット通販利用者は4億4100万人で、モバイル通信利用者の63.4%を占め、前年比29.8%増加した。
洋服・ホーム用品・家電の取引が上位に
中国のECは安定した発展段階にある。2016年のEC取引額は26兆1000億元で前年比19.8%増、世界のEC小売市場の39.2%を占め、世界最大のネット小売市場という地位を何年も維持している。ECサービス業の市場規模は飛躍し、前年比23.7%増の2兆4500億元に達した。取引額が多い商品は洋服、ホーム用品、家電、携帯電話・デジタル、食品・酒、ベビー用品など。
派生サービスの市場規模は1兆1000億元に
近年、ECサービス業は中国の経済成長の新たな注目点となり、市場規模が拡大し、構造が合理化し、分業体制が整備されている。報告によると、2016年の中国のECサービス業の市場規模は急増し、2兆4500億元で前年比23.7%増加。
うち、ECサイトのサービス内容は拡大し続け、売上収入は4000億元に達した。サポートサービスの決済、物流、デジタル認証などの市場規模も急増し、9500億元に達した。また、派生サービスの範囲も拡大し続け、新しい業務が次々と現れ、市場規模は1兆1000億元に急増した。
「中国網日本語版（チャイナネット）」 2017年5月31日
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