独フランクフルトで開催された発表会で、国家並行計算機工程技術研究センターは中国が独自にチップを開発した「神威・太湖之光」により、同ランキング(第49回)の首位を占めた。毎秒12.5京回のピーク演算性能、毎秒9.3京回の演算性能により、三連覇を果たした。
2016年11月のランキングと比べると、今回のトップ10に「ニューフェイス」は現れなかった。2位は天河2号で、スイスの「Piz Daint」がアップグレードにより3位に浮上し、米国製の「タイタン」をトップ3から引きずり下ろした。残りのトップ10の順位に大きな変化はなかった。
「神威・太湖之光」の2つのアプリケーションが、今年のゴードンベル賞にノミネートされた。11月の世界スパコン大会で、この高性能計算アプリケーションの最高賞に挑むことになった。「神威・太湖之光」のアプリケーションは2016年に初受賞していたが、今年も再びこの「スパコン界のノーベル賞」に挑む。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2017年6月20日