中国、11の自由貿易区で新ネガティブリスト採用へ
中国、11の自由貿易区で新ネガティブリスト採用へ。
タグ： 中国自由貿易区
発信時間： 2017-06-20 14:55:30 | チャイナネット | 編集者にメールを送る
中国の11の自由貿易試験区は7月10日、新しい外商投資のネガティブリストを導入する。先日、国務院弁公庁は『自由貿易試験区の外資参入特別管理措置（ネガティブリスト）（2017年度版）の印刷・配布に関する通知』を発表した。旧来のものと比較して、新しいネガティブリストは航空、自動車などの製造業の領域と銀行、保険サービス等金融業の領域で開放の程度が拡大されており、リストの内容も百項目以内に縮小されている。
周知のように、自由貿易試験区のネガティブリストは『国民経済業界分類』に依拠して15の類別、40の条目、95項目の特別管理措置に分類される。旧来のものと比べ、10の条目、27項目の措置が削減されている。この27項目の措置には製造業の10項目を含む。情報技術サービス、金融、リースと商業サービスの3業種については9項目の措置が存在する。
旧来版と比べて、製造業の領域（航空製造・造船・自動車製造・軌道交通設備製造・通信設備製造・鉱物精錬と圧延加工・医薬品製造）においてはさらに開放が拡大されている。例えば、3トン級およびそれ以上の民用ヘリコプターの設計と製造、海洋工学装備製造（モジュールを含む）と修理など中国側持ち株による制限などは撤廃された。
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